借金を減らしていきましょう
ユニクロで有名な、株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏が「年収100万円もしかたがない」という発言をしたとニュースになりました。多くの方が、「まさか」と思うのと同時にある種の不安感を覚えたのではないかと思います。
グローバル経済によって全てが国境を越えて取引されるビジネスの時代にあって、企業がもっとも高いコストだと思っている人件費をなんとか抑えよう、海外の安い労働力を利用しようと考えるのは普通であって、日本の多くの社会人もその気配に十分気づいているからです。
では、本当に年収100万円にまで下がってしまうのでしょうか。これはあり得ると見ておいた方が無難でしょう。と言っても、現在の経済環境のまま、年収が100万円まで落ちるのではなく、100万円でも生活する手段が醸成されていって多くの人が100万円で生活するようになるという状況になるでしょう。
ただし、将来と現在は断絶していませんし、今の100万円はその時になっても100万円です。借金はその額を変えずに、年収の1/5だったものが、ある時気づくと1年分の年収と同額になっているのです。
借金をしない、昔は当たり前だった生活の方針ですが、いくらインフレが進んでいるとは言え、経済的な安心・安全を考えるなら今からでも借金を徹底的に減らしていくことが大事です。
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