あなたのITリテラシーはグローバリズムと競争できるか?

photo:Courtesy of IVDC, China CDC via GISAID/REUTERS

中国、武漢市で、2019年末に新型コロナウィルスが発見されて、東アジアを中心にパンデミックを起こすまで、2ヶ月かからなかった。

まさしくあっという間の出来事だった。

最初の新型と見られるウイルス発見報道の時点で、注意深く観察を開始し、次の展開に備えていた人は多くはないだろう。

株式市場を見ると、日本での感染者発見を機に、マスクや防護服メーカー等の株価が一気に暴騰している。

こうした投資家は利益追求のためとは言え、注意深く世界を見つめていたわけだ。

また、マスクや消毒液などがネットショップや、街のドラックストアから軒並み消えてしまった現状で、高値で「転売」している人たちも、また利益のためとは言え、そうとう注意深く判断のタイミングを見ていたのだろう。

彼らは金銭的な利益確保という目的を達成したわけだが、一方で、自分の健康と命を守るという最大の利益も確保したことになる。

グローバリズムの発展した現代、ある国の、ある地域の限定的な問題が、あっという間に世界中に災禍をもたらす大問題に転換することは大いにあり得る。

それは何もウイルス性の感染症に限らないだろう。

そうした多様な問題が、万一、世界的な問題になるとしたら、どのようなプロセスを通して、どのような形で起きるのか、さまざまな知識を総動員してシミュレーションし、あらゆる可能性を考えて、対応していくのは、今後、たんに金儲けの為だけではなく、自分の命を守るスキルにもなっていくだろう。

そして主に情報を集める手段はインターネットとなる。

マスメディアのようなよく統制の取れたある種のイデオロギー、ポリシーの確立しているメディアももちろん参考にしていい。

ただ、そのような性質のために、どうしても報道されない情報が多く、また、報道されても偏向している可能性が高い。

我々は、SNSをはじめとした、一般の人たちの多くの声や発信の中から、本当に起きている事を見極める必要がある。

あなたの命を守るのに必要なのはITリテラシーであると言っても過言ではないだろう。

今回の新型コロナウイルスの発生と拡散を教訓に、今後の日本でのパンデミックのあり方を推測し、自己防衛に備えるとともに、将来のあらゆる危機に対する良い意味での訓練としていきたい。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る